「とうきょうすくわくプログラム」は、すべての乳幼児の「伸びる・育つ(すくすく)」と「好奇心・探求新(わくわく)」を応援する幼保共通のプログラムです。
岸辺幼稚園はとうきょうすくわくプログラムに参加しています。
活動のテーマ~砂場~
<テーマの設定理由>
当園では、朝、午前、午後と子どもたちは全員園庭にでて自然に触れたり、滑り台、ジャングルジムなどの遊具や砂場で遊んでいます。縦割りの活動となり、特定の遊びを提示するのではなく、その時に楽しみたいものを選び、子ども達や保育者と一緒に遊んでいます。中でも園の特徴である広い砂場は特に人気があるため、砂場の環境を整え、砂の感触を味わいながら、友達と関わり集団遊びを身に付け、創造力が豊かになるのではないかと想定しテーマとして設定しました。
♦砂の補充(9月某日)
砂補充の様子を見学しました。
子どもたちは、園庭に入ってくる運搬トラックに興味津々でした。早速、「トラックはどこからきましたか?」「砂はどこからきたの?」と問いがあがりました。

ダンプカーから砂場に入れられた砂山を学年ごとに順番に触ってみました。
「石も入ってた、しゃりしゃりしている」「やわらかいね」(年少)
「なんかいつもと違う感じ。海の砂みたい。貝殻が入ってるよ」(年中)
最後の年長さんは、砂山にみんなで登りはじめました。
「最初ふわふわ、サラサラ、どんどんカチカチになってきた」

先生から「手はバケツの水で洗いましょう。新しい砂、大切に使おうね」との発言から「落ちた砂はお水と一緒に砂場へ戻そうよ」と砂を大切にする気持ちが生まれたようです。

♦砂遊び(9月中旬~朝・昼の活動時間ほぼ毎日)
協力して砂で山を作ったり、新しい砂に混ざっている「貝がら」を探したりしました。山作りは学年関係なく、大きくするために意見を出し合い楽しそうに協力して作っていました。山が大きくなるにつれ、砂場におもちゃで飾り付けや葉っぱや貝がらで動物の顔に見立てている子もいました。
<振り返りによって得た先生の気づき>
砂をかけるだけでは大きな山できず、砂が下に流れてしまいました。そこで年上の子がから「山を手で固めるといいよ!」とアドバイスがでました。そのアドバイスを子ども同士で伝え合っていました。山の大きさがどんどん大きくなると保育者に「見て!見て!みんなで作ったんだよ」「すごいでしょ!!」と目を輝かせていました。もっと大きくしたいという子どもの意見を取り、大人用のシャベルで手伝ったり、子ども同士友達に声をかけ、砂集めの協力を求める姿もみられました。大人が近くにいても子ども同士でイメージを共有して遊べる姿がありました。年齢をまたいだ遊びへと発展させていくところの環境設定のあり方を引き続き模索していきたいと思います。